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全国で6,000カ所以上の広がりをみせている子ども食堂(*1)。多様な人々をつなぐ地域交流の拠点として、地域の困りごとを見つけ、解決につなげる場としてますます注目を集めています。
今回の講演では、海外にルーツがある子どもや若者、その親たちの地域への包摂をテーマに、東京都豊島区で活動する認定NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(以下、WAKUWAKU)の栗林知絵子さんにお話いただきます。
海外ルーツの親子は、言葉の壁や地域コミュニーティとのつながりの薄さなどから、ちょっとした困りごとから大きな問題まで、自分たちで抱えてしまうことが少なくありません。WAKUWAKUが目指すことは、地域の「おせっかいさん」を増やすこと。近所で暮らす人におせっかいをやくことができるのは、地域の住人だからこそ。海外ルーツの人たちに、どうしたらおせっかいをやけるのか? WAKUWAKUの取り組みを学びながら、一緒に考えてみませんか?
すでに、子ども食堂の現場で海外ルーツの親子との関りを持ち始めているが、どう対応したらいいかわからない方はもちろん、このテーマにあまりなじみのない方なども、歓迎です。ぜひご参加ください。
*1 https://musubie.org/news/4560/
●日時:2022年3月4日(金)10:30-12:00
●会場:zoom(オンライン会議システム)*参加申し込み後に参加用URLをお送りします。
●録画・資料配布について:
・登壇者が使用する資料は、後日申込者にメールにてお送りします。
・当日参加できなかった方へは、期間限定公開の録画リンクをお送りします。
・申込者に公開する録画は栗林さんの講演部分のみで、質疑については文字で共有します。
【お申込み】
以下のこくちーずのページよりお申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/e485b75a2dc24f8d5be2a8ad6ecdbcc8/
栗林知絵子さん
認定特定非営利活動法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長
民生委員児童委員・休眠預金等活用審議会専門委員
東京都豊島区在住。2004年より池袋本町プレーパークの運営に携わり地域活動を始める。自他共に認める「おせっかいおばさん」である。
地域の子どもを地域で見守り育てるために、プレーパーク、無料学習支援、子ども食堂など、子どもの居場所を点在化して、子どもと家庭を伴走的に支援している。
以下「特定非営利活動法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」の受賞経歴等
2015年度 「あしたのまち・くらしづくり活動」内閣官房長官賞受賞
2015年度 東京都女性活躍推進大賞を受賞
2016年度 ソロプチミスト財団社会ボランティア賞 受賞
2016年度 第9回日本女子大学家政学部賞 受賞
2017年度 日本地域福祉学会 地域福祉優秀実践賞 受賞
2018年度 第8回地域再生大賞 準大賞 受賞
著書:「子ども食堂をつくろう!―人がつながる地域の居場所づくりー」(2016年、明石書店)